糖質制限5ヶ月経過後、人間ドックを受けた結果(2021年3月)

人間ドックの結果が届いたので、血液関連の内容を確認していきます。

中性脂肪やHDLコレステロールは範囲内ですが、LDLコレステロールだけが標準上限の2倍以上という結果でした。

不思議なのは、糖質は摂り過ぎるとすぐに体調不良の実感があるのに、コレステロールが異常値となっても体には何の不調も現れていないことです。

「コレステロール異常=動脈硬化」がどの程度のリスクなのか、他の検査結果と併せてレポートしていきます。

動脈硬化の検査結果=正常値

コレステロール異常値が問題視されるのは、動脈硬化を引き起こす起こす危険性があるからです。

今回受けた人間ドックでは、裏を取るために動脈硬化のオプション検査も受けています。

動脈硬化の数値の見方

  • ABI:数値が低いほど血管が詰まっている
  • PWV:数値が高くなるほど血管が硬い

動脈硬化は、ABIとPWVという数値が重要となります。

PWVの検査結果

そして、これが私の結果です。

健常者のラインよりやや下で、動脈硬化のリスクは全く問題ない値です。

ABIの検査結果

ABIの数値も正常範囲内です。

ABIはギリ正常範囲内という感じもしますが、汗をかかない程度の筋トレをたまにする位のデスクワーク、座りっぱなしの生活がベースと考えれば、この位でもマシな方に思えます。

動脈硬化はなぜ起こる?

一般的には、LDLコレステロールが血管の傷に入ってコブを作ることで起こるとされています。

参考:動脈硬化の進行 | 脂質異常症 | バリューHR

説明では、LDLコレステロールが血管を傷つけると考えられていますが、体の材料となるコレステロールがなぜ傷の原因なのか不明です。

個人的には、終末糖化産物による「糖化の害×活性酸素」が問題だと思っています。

血圧の検査結果

私の血圧は、看護師さんが「結構低いですけど、大丈夫ですか?」と軽く心配になるくらい低いです。

血圧が低いということは、それだけ動脈硬化のリスクからかけ離れていることの証明なので問題ないと判断できます。

検査結果まとめ

  • LDLコレステロール:異常値
  • 動脈硬化(PWV):正常範囲内
  • 動脈硬化(ABI):正常範囲内
  • 血圧:低い

LDLコレステロール以外オールクリアです。

このように、世間的に悪者扱いされているLDLコレステロールですが、私の血管には何も悪影響が無いことになります。

ただし、これから何らかの不調が出るリスクもありますし、耐糖能異常の観点から脂質の摂り過ぎは注意しなくてはなりませんが、私の現状では動脈硬化とコレステロールの因果関係は不明と言わざるを得ません。

動脈硬化のリスクって結局なに?

今回の結果からは、LDLコレステロール値の高さと動脈硬化リスクがどう結びついているのか、因果関係がはっきり特定できませんでした。

そうなると、「クレストール」など脂質降下薬は何のためにあるのでしょうか。

もしも、私が脂質降下薬を使うとすれば、数値上の異常という不安材料を排除して安心を得るためでしかないので、諸々の状態を加味して動脈硬化予防のために飲む必要性は今のところ不要と判断しています。

生活を見直して根本解決を目指す

そうは言っても、生活習慣という意味では反省点が多々あるので、コレステロールを下げるライフスタイルの構築は今後の課題として取り組んでいきます。

ことの始まりは、「糖質制限を過信したこと」です。

糖質制限という考えは、食生活のベースを作り、体調を不安定にする要素を排除する意味でも有効ですが、糖質さえ摂らなければ何でもありという考えが間違いでした。

具体的な対策

  • バター禁止(3月25日スタート)
  • 卵1日1個まで(3月28日スタート)

とりあえず、毎日10g前後摂取していたバターをヤメました。

卵も1日2個を続けていたので、この辺も制限してみることにします。

今後の課題

  • 動物性脂質の制限
  • 運動習慣の改善

問題を知れたことが不幸中の幸い

脂質に関する反省点はあれど、糖質制限に本気で取り組んだことで「脂質と運動不足の問題」に直面する機会を得られたのは、一つの成果と感じています。

糖質制限を始めた頃は、体調の著しい変化を感じて「これぞ正解!」と自信満々でした。

そして、糖質制限を続けるほど有用性を感じたからこそ病院で血液検査をしたわけですが、その結果、脂質異常という思わぬ伏兵に出会うことになったわけです。

しかし、伏兵に対するお医者の判断は、「朝起きたら歯を磨く」くらいの感覚で、何の疑いも無く脂質降下薬を処方するわけですが、私は、薬を使うと解決できる問題に気づく機会が失われると判断しました。

これを言い出すと「薬の大半は必要ない」という論理に行き着くわけですが、その通りだと思っています。

ウイルス対策などの緊急性がある場合を除き、生活習慣に関わり「不安予防に使う薬」は、体調の有無にかかわらず、安心感を得ることで効果が満たされるように思えてなりません。

医者に言われたことを鵜呑みにして目先の安心に飛びつくことはせず、根本的な解決を目指して実感に基づく長期的な安心を得たいものですね。

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