糖質制限Q&A

糖質に関する疑問について、私の経験に基づく独断と偏見で回答を掲載しています。
糖質制限について
【Q】糖質を極端に減らすと痩せるスピードが早くなる?
【A】全くならないですね。むしろ安定します。
【Q】糖質制限するとたんぱく質が分解されるから筋肉が減り痩せにくくなる?
【A】筋肉量はキープでき、体重は安定しています。体調も万全です。
【Q】脂質制限すると、空腹を感じにくくなる?
【A】全く逆ですね。炭水化物の摂取量が多いと空腹になった時の反動がひどいです。
【Q】糖質制限は、週一とかでも効果ありますか?
【A】ないです。
ミトコンドリアの働きを活発にするためにも、一定期間の修練が必要です。
ただし、糖質制限して脂質制限しないと耐糖能悪化するようなので、私のように過剰な糖質制限をしないことと適度な運動が大事です。
【Q】糖質制限すると便秘になるんですか?
【A】むしろ逆です。毎日快便になります。
私は、糖質制限で長年の便秘問題が解決しました。
普通に考えて、脂質のような潤滑性のあるものと炭水化物のようなベタベタの糖質は、どちらがスルっと出ると思いますか?
【Q】糖質制限で低血糖症になるんですか?
【A】ならないです。
低血糖症は、インスリン分泌を促す薬を使うと起こります。
糖質を一切摂らない生活を続けていても、ちゃんとたんぱく質中心の食事を続けていれば低血糖症は起こりません。
私自身、極端な糖質制限を続けた状態でスポーツジムに通い、3ヶ月間で体脂肪を5%以下まで落したことがありますが、血糖値は全く問題無く維持できていました。
【Q】糖質制限すると乾燥肌になるんですか?
【A】元々乾燥肌なのでわかりません。
考えられるとすれば、皮下脂肪を蓄えるインスリンの使用が減るので皮下脂肪がつきにくくなり、結果的に乾燥肌になる可能性は否定できません。
乾燥肌が嫌なら、糖質制限なんてやめてご飯を食べましょう。
【Q】ケトン体が増えると血液がドロドロになるんですか?
【A】見たことが無いので、わかりませんね。
胎児の臍帯血や新生児から高濃度のケトン体が検出されている事実があるので、「高濃度のケトン体=ドロドロ」というのは、単なるイメージに思えてなりません。
ちなみに、糖質制限やりすぎてコレステロールが異常値になった私ですが、今のところ普通に何の不調も無く生活できています。なぜでしょうね。
【Q】糖質制限で体臭が酸っぱくなるのは本当ですか?
【A】私は、あまり汗をかかないので実感がありません。たぶん、ウソです。
解糖系のブドウ糖代謝で生成されるピルビン酸は、「酢酸に似た酸味臭を示す」とウィキペディアに書いてありました。
解糖系の方がニオイの原因が生産されていることになります。
【Q】糖質制限すると、食べるものが無くなりませんか?
【A】たくさんありますけど?
【Q】糖質制限しすぎると、寿命が短くなりませんか?
【A】不安があるならオススメしません。
日本で初めて、糖質制限の有用性を示したエビデンスレベル最高ランクの論文があります。「糖質制限寿命縮む説」の元となっている論文は、エビデンスレベルが数段低いコホート研究の結果です。
とりあえず、私は、糖質制限で何歳まで生きられるのか実験していきます。
血糖値について
【Q】たんぱく質が不足すると血糖値が急上昇するという情報があったのですが、本当ですか?
【A】あり得ません。
食事による血糖値の上昇は、摂取した糖質の量に応じて上がります。体内のたんぱく質が足りなくなったからと言って、血糖値が上がるようなことはありません。
脂質について
【Q】脂質は、血管を詰まらせる原因ではないんですか?
【A】脂質はヌルヌル、糖質はベタベタ。
脂質異常症で動脈硬化説の先には「クレストール」という薬にたどり着きますが、この薬を飲んだ人は、自殺率も高いようです。
不安を煽られて、何の不調も無いのに薬をすぐ使うようなことはしたくありませんね。
主食ご飯説について
【Q】ご飯は、主食ではないのですか?
【A】穀物は、備蓄食料に最適だっただけです。
稲が日本の風土に合い、食料が限られる時代に保存が利くことで広まり、糖質が多いことで美味しいため主食となったようです。
「たくさん収穫できた」「保存に最適だった」ことが食料としての価値を高めたことになりますが、それも、食料が少ない時代に限った苦肉の策です。
【Q】炭水化物多めの食事をした後は、喉が渇き発汗します。糖尿病の兆候ではないですか?
【A】食後高血糖になっていると思います。
高糖質食品を食べた後は、血糖値が上がり、インスリンの追加分泌により体に負担がかかります。たまにある位なら問題ありませんが、毎日繰り返すと糖尿病のリスクが上がります。
【Q】炭水化物を摂らないと頭痛がするのは、本当ですか?
【A】しませんね。
糖質制限と頭痛との因果関係は、ドーパミンの関与も一理あります。
タバコ、コーヒー、アルコールなどをやめると頭痛が起こるのと似たようなものではないでしょうか。
【Q】糖質を摂っても長生きできるなら、その方が良くないですか?
【A】自己責任で良いと思います。
肥満体でも長生きの人がたくさん居るので、脂質異常症で出される脂質降下薬と同じように、糖尿病と不安を煽られて、目先の安心にすがらないようした方が良いのかもしれません。
いつの時代も不安を刺激することで経済が動くというものです。
【Q】親によく「ご飯粒は残すな」と言われたのですが、どう思いますか?
【A】食料が限られていた時代の名残です。今は、それをきっちり守る人ほど肥満になり、糖尿病になっています。
【Q】「大昔の人は、肉食じゃなかった」とテレビでやっていましたよ?
【A】人間は、チンパンジーに近い雑食らしいです。
食料が限られる時代は、色々なものを食べてきたかもしれませんが、問題は、現代が糖質過剰になっていることなので趣旨がぶれています。
糖尿病について
【Q】妊娠中の高血糖は糖尿病ですか?
【A】糖尿病の条件に合っているというだけです。
妊娠中は、胎児のケトン体を確保するためにインスリン抵抗性となり、血糖値が上がります。主食ご飯説を信じて必要以上に糖質を摂取しているだけです。
【Q】父親が糖尿病です。私も近い将来、糖尿病になるのでしょうか?
【A】食生活次第だと思います。
私の父も糖尿病です。
【Q】グルコース・スパイクとは、どういうものですか?
【A】食後、短時間に血糖値が急上昇することを指します。
動脈硬化など血管が痛みやすくなったり、酸化ストレスを受けやすくなっている状態です。また、糖尿病と診断されていなくてもグルコース・スパイクとなることがあります。
【Q】食後高血糖とは、どういうものですか?
【A】食後2時間経過しても、血糖値が140mg/dlより下がらない状態のことです。
関連ページ